BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 生理学
  4. なぜストレスで太るのか?

なぜストレスで太るのか?

西船橋のダイエット・ヒップアップ専門パーソナルジムAssembleです。
ストレスが体に良くないというのは皆さんもご存知かと思いますが、ストレスで痩せる人もいれば太る人もいます。これはその人の生活習慣や食習慣が大きく関わっているのです。職場での人間関係や友人・家族のことでも、社会の中で生きていく上である程度のストレスというのはどうしても現代人であればかかってしまうことでしょう。現代人のストレスは、江戸時代の一生分のストレスが一日に凝縮されていると言われています。それだけ現代はストレスを何かと受けやすいのですが、今回の記事では
・なぜストレスで太るの?
・少しでも太らないようにするには?
といった疑問を解決することができます。

1.ストレスで太る理由

① ストレスとは

まず太る原因のストレスについて簡単に説明します。ストレスとは私たちが感じている様々な感情があります。その感情の中でも精神的にマイナスに働きそうなこと全てのことがストレスになってしまいます。例えば、上司に怒られるや家族と喧嘩をしたなどは、皆さんが一般的に考えているストレスの要因になります。しかしストレスとはそれだけではありません。「今日は暑い」や「ちょっとぶつけて痛い」「携帯電話の読み込みが遅い」など、本当に些細なことでもストレスにつながると考えられています。現代はものすごく社会が発達し、一昔前とは比べ物にならないくらいのストレスを皆さんは抱えているのです。

 

②ストレスが血糖値を上昇させる

ストレスを感じる時間が多ければ多いほど、実は人間の血糖値が上がりやすくなってしまうのです。人間はホメオスタシスという、人間の体調や精神面を常に一定に保とうとする自分ではコントロールできない機能があります。。このホメオスタシス機能が常に働いていることによって人間は正常に生きていくことができます。ストレスを感じたら少しでもそのストレスを和らげてくれるように、体温が上がりすぎたら体温を上がりすぎないように下げるなどの働きが、体中のどこかで常に行われています。ストレスが出た時に精神状態を正常に保つように人間は心を落ち着かせようとするホルモンが分泌されます。それがコルチゾールというホルモンになります。
コルチゾールはストレスをできるだけ体の中から取り除いてくれるホルモンになるのですが、このコルチゾールは同時に血糖値を上げるという作用があります。ストレスを感じている時間が長ければ長いほどコルチゾールの分泌量が高まって血糖値が常に上がっているという状態になります。さらにストレスの中でも怒りという感情が出てしまうと、さらにアドレナリンというホルモンも同時に出ます。
アドレナリンは闘争心を活発にしてくれるホルモンですが、このアドレナリンも同様に血糖値を上げる作用を持っているのでコルチゾール+アドレナリンが同時に出ると血糖値が高くなってしまうのです。

③血糖値が上がると太りやすい

血糖値が高い状態が続くと太りやすいということは、何となく想像がつくでしょう。血糖値が高い状態は食後の状態と似ています。様々なストレスによって血糖値が上昇した状態で食事をとると、食事の後にさらに食事を取るというようなことに近い状態になってしまうのですが、それが太りやすくなってしまうということになります。ただ血糖値が上昇していると、人間は基本的にはお腹が空きにくいようにできています。ストレスによって痩せてしまう人は、この血糖値が高い状態で食欲が全く出ないことによって食事ができなくなってしまう人が多いです。この血糖値が高い状態にお腹が空きやすいか空きにくいかで、ストレスによって太るか痩せるかは変わってきます。
[quads id=1]

2.ストレスで太らないためには?

① できるだけストレスは溜めない

もちろん皆さんはストレスを溜めたくて溜め込んでいるわけではありませんが、ストレスが多ければ多いほどこういった血糖値の上昇につながってしまう可能性が高いです。あまりにもストレスがかかるような環境にいて体調を崩すよりは、少しでもストレスが軽減できるような生活スタイルに変えていく方が結果的に太りづらくなったりすることは確かでしょう。生活環境を変えるというのは簡単にできることではありませんが、今の生活でストレスがかかっている場面を思い出して少しでも解消できるようにしましょう。

② 血糖値をコントロールする

しかし生活をしていく上でストレスというのは少なからずどうしてもかかります。多少のストレスがかかることは仕方ありませんので、血糖値のコントロールをすることは非常に重要です。血糖値は糖質の取り方によってコントロールすることができます。食事をする際は野菜から食べる、食事に酢の物を入れる、GI値の低い炭水化物をとる、食事は炭水化物だけではなくタンパク質脂質も交えながら順番に食べるようにする、(炭水化物の1品食べが最も危険)などの対策をして血糖値の上昇幅をコントロールしていくことによって太りにくい体にすることができます。

3.まとめ

ストレスがかかると、そのストレスに対抗するために様々なホルモンが出ます。そのホルモンが血糖値を上昇させてしまうので、太りにくい体を作るためには血糖値を上げないように生活や食事を整えていくことが大切です。少しストレスがかかっているかもしれないと感じている方は、ぜひ参考にして取り入れてみてはいかがでしょうか。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事